推し活雑記

ゆるくまったりと。雑誌や参戦した現場の感想などの物置予定です。

【観劇感想】恋するブロードウェイ♪ vol.6

10月31日~11月3日まで、恵比寿ザ・ガーデンホールで行われた『恋するブロードウェイ♪ vol.6』を観劇してきました。

いや~すごかったです!めちゃくちゃに楽しい公演だった!びっくりするくらいに記録が残らない公演のようなので、この気持ちと感想をどうしても残しておきたくて、Twitterでレポートツイートを検索しつつ、調べ物もしつつ、必死に書き留めています。この公演をもう二度と見ることができないことがとても惜しく思いますが、生でしか体感できないこともあることも事実なので…。とにかく観劇できてよかった!ひたすらにそう感じる公演でした。

以下レポというか感想というか所感というか。知識が足りないのでたくさん検索のお世話になりました。またレポートツイートや感想ツイートもたくさん参考にさせていただいています。あやふやな部分がたくさんなのはご了承くださいませ!

ちなみに、11/1マチソワ、11/2マチネの3公演を観劇しました。3回観てるのに残念な記憶力です…。楽しすぎて覚えきれないんだよ!!!

書いていたらものすごく長くなりました…。1万文字に迫る勢いですので、お時間のあるときに読むことをオススメします!

※11/10 あちこち少し追記しました。あと基本的に立石さん中心に観ております~。これを書き忘れていましたよね…。

 

 

・全体の流れ

まずはざっくりと、全体の流れを。曲目リストの写真のSNS掲載はNGとのことでしたが、ブログでの文字の書き起こしは大丈夫ですよね…?と少し不安です。正直本当にどの曲も素晴らしくて、これをせめて文字記録には残しておきたい気持ちが強いです!

<恋するブロードウェイ♪ vol.6 セットリスト>

※かぎ括弧は作品名、括弧は歌唱メンバーです。うろ覚え等を含みます。

♪Don't Stop Believin'「Rock of Ages」(全員)

オープニングを全員で歌唱して、簡単なキャスト自己紹介&挨拶。その後、5人がソロ曲への曲ふりでした。ソロ曲は順番に、新井さん、内海さん、立石さん、小波津さん、三浦さん。

♪How to Succeed「How to Succeed」(新井)
♪Singin' in the Rain「Singin' in the Rain」(内海)
♪La Passeggiata「Light in the Piazza」(立石)
♪I've Never Been in Love Before「Guys and Dolls」(小波津)
♪僕こそ音楽「モーツァルト!」(三浦)

ガーシュインさんって知ってます?みたいなトークからのメドレー。「CMによく使われてるんですよ。車とかマンションとか~」という流れから、三浦さんが跡部様意識かな?で指ぱっちん、そして流れる音楽。続いて立石さんの指ぱっちんしてました。小波津さんは良い声でCMの真似。小波津さんのお父さまとフランクシナトラのエピソードもここでお話してました。

ガーシュインメドレー>
♪Funny Face「Funny Face」(全員)
♪S Wonderful「Funny Face」(小波津・中村・立石)
♪Embrenceble You「Girl Crazy」(新井・三浦)
♪Swanee(Hayato・新井)
♪Summer Time「ポーギーとベス」(Hayato・内海)
♪Someone to Watch Over Me「Oh, Kay!」(小波津)
♪They Can't Take That Away From Me「Shall We Dance」(新井・内海)
♪Fascinating Rhythm(inst)「Lady Be Good」(全員)
♪I Got Rhythm「Girl Crazy」(全員)

♪Cinema Italiano(inst)「NINE」(全員)

ガーシュインメドレーからのインスト曲で椅子を使ったダンスだったと思うんですが、ちょっと流れがあやふやです。椅子を使ったダンスから暗転して椅子をセッティングからのトークコーナー。トークの入りは「全員各々楽屋風にリラックスして何かしてる」という台本なんだと思うんですが、新井さんが体を張って頑張ってました!

ピンク色の恋ブロボックスからお題を引いて、テーマトークをするという形。中村さんがボックスの移動係。椅子の並び順は<中村・新井・立石・小波津・内海・Hayato・三浦>だったかな。小波津さんがメインの進行役という印象でした。

お題に三つほどトークしてから、立石さんの「子どもの頃楽しかったことは何?」の問いから次の曲に繋がっていく演出。曲のイントロがすごく綺麗でした。

♪Happiness「きみはいい人、チャーリーブラウン」(全員)
♪Steppin' Out With My Baby「Easter Parade」(中村)
♪輝く未来「Tangled」(立石)

立石さんのソロを聴いて「プリンス!」「ラプンツェルが見えた!」と口々に言うキャスト。立石さんは謙遜しつつ「たろちゃんのスティッピンもかっこよかった!」と感想を言ってました。中村さんは「バックダンサーをしてくれたステッキ隊四人(新井・三浦・内海・Hayato)とソロコンサートをしたい!一曲だけひっさげて!」という感じのことを言ってました。どんどんスケールが大きくなる、ここの日替わりトークが個人的にツボでした。

ソロコンサートの話から無理矢理戻して、ディズニーに行きたい!というHayatoさん。建てたいとか作りたいとか、回によって違ったけど、流れはこんな感じで、ディズニーメドレーに。

<ディズニーメドレー>
♪Under the sea「リトルマーメイド」(内海・三浦)
♪Friend like me「アラジン」(小波津・中村)
♪アリ王子のお通り「アラジン」(小波津・中村)
♪A Whole new world「アラジン」(小波津・中村・立石with新井)
♪Be our guest「美女と野獣」(全員)
♪生まれて初めて「アナと雪の女王」(日替わり→Hayato→全員)
♪Winnie The Pooh「くまのプーさん」(Hayato・内海・三浦)
♪スピーチレス〜心の声〜「アラジン」(立石・三浦→全員)

ディズニーできましたね~。そこから軽くトークをして、「ここからは最後までノンストップで行きます」宣言。座長の三浦さんから順番に「今大切にしていること」を一言ずつ。順番は<三浦→新井→Hayato→中村→立石→小波津>だったかな?内海さんからの一言はなく、そのまま歌に入りました。

♪Not While I'm Around「Sweeney Todd」(内海)
♪All I Need is the Girl「Gypsy」(三浦)
♪I Dreamed a Dream「Les Miserables」(Hayato
♪We're All in This Together「High School Musical」(全員)
♪Any Way You Want It「Glee」(全員)
♪You Can't Stop the Beat「Hairspray」(全員)

ラスト3曲は全員で駆け抜けるような感じでした!とにかく手拍子して、すごく盛り上がって楽しかった!

衣装は三種類で、最初は全員少しかっちりした印象でジャケットなどを羽織っている、中盤は最初よりは少しラフな感じ、ラストはしっかり動けるカジュアルな感じ、でした。

※11/10追記

「We're All in This Together」の間奏だったかな?で一人一人短いダンスソロみたいなパートがありました。Hayatoさんと新井さんががっつり魅せてくれました!あと袖から走ってきてジャンプする場面があったように思うんですが…ラスト3曲のどこかだったんですが、うろ覚え。ニコニコと良い笑顔でジャンプする立石さんが可愛かった…!
「Any Way You Want It」では客席後方まで客席にキャストさんが来てくださるタイミングがありました。上手通路後方に中村さん、下手通路後方に立石さんだったかな?前方通路を使った演出は、後援全体を通してたくさんありました。 

立石さん衣装メモ
登場~「Happiness」まで:黒いトップスに黒いジャケット+濃いピンクの細身のパンツ+黒いブーツ
「輝く未来」~一言まで:ゆるい黒いトップス+白にラメが入ったストール+パンツとブーツは変わらず
「We're All in This Together」~ラストまで:白地に黒でプリントの入ったカジュアルなトレーナー+パンツとブーツは変わらず

・出演者一人一人の感想

観劇経験もそんなになくて、ミュージカルもほとんど観たことがない人間の主観的感想です。出演者皆さまそれぞれに個性的で、すごかった!楽しかった!全員がキラキラしていました。

新井海人さん
今回の出演者の中で一番ミュージカルの実力がある方だと感じました。本当に飛び抜けて歌唱もダンスも安定していて、表現力も素晴らしくて、強烈に印象に残りました。今回ステージ上にセットはなくて、エレクトーンの生演奏と照明と少しの小道具のみの演出だったんですけど、彼の立ち居振る舞いで何もないステージに世界が広がっていく感覚がして、純粋にすごいと思いました。ガッツリとソロで歌っていた曲は「How to Succeed」だけだったと思うんですが、それが本当に素晴らしくて、今本家のミュージカルをものすごく観てみたい気持ちになっています。今回の出演者の中で一番「ミュージカルって楽しい!最高!」を体現していた方でもありました。トークパートで垣間見えるエンターテイナー精神とミュージカル愛も、とっても素敵でした!ダンサーとしても大活躍で、「Singin' in the Rain」での内海さんの傘を持っていってしまう流れの表現が、個人的にすごくよかったです。あとは魚やジャスミンとして布をひらひらさせているのも、綺麗だったなぁ…。

内海啓貴さん
「Singin' in the Rain」では傘を使ったダンスが可愛くて、「Not While I'm Around」ではしっかりとした歌唱力を見せつけてくれた印象でした。個人的に黄色い傘を使ったダンスが本当に可愛くて!この曲でバックダンサーとして他の出演メンバーが踊っていたのですが、本当に華やかで可愛い空間でした!切実にあのダンスがまた観たいです…!ディズニーメドレーの「Under the sea」と「Winnie The Pooh」も可愛かった!…と書いてきて、彼の私の印象は「可愛い」なのかと気がつきました(笑)。2020年3月には『アナスタシア』への出演が決まっているとのことで、彼への期待値が上がる公演だったように思います。

小波津亜廉さん
堀が深くて華やかなお顔立ちに身長もしっかりとあって、さらにしっかりとした体格で、とても舞台に映える方でした。深みがあって響くお声がすごく耳に心地よかったです!すごく舞台上にいて華やぐ方なので、かなり視線を惹きつけられたのですが、単純に私の好みの問題かもしれないです。今回の出演者の中で最年長だったのかな?トークパートではメインの進行役でみんなのお兄さん的立ち位置でしたが、小波津さんもふわっとしている部分があって、すごく癒されました。歌声にもう少し安定感が欲しいかな~と感じたましたが、とにかくお声が好みだったのでこれからに期待です!小波津さんの立石さんは身長が同じくらいで、ダンスの配置がシンメトリーになることが多いように感じたのですが、お二人の体格の違いの対比が、印象的でした。中村さんを中心に小波津さんと立石さんが並ぶ絵が、すごく好きだなってなりました。ビジュアルとして、小波津さんと立石さんが並ぶのがすごく好きです…。わかりやすいですね!

立石俊樹さん
推しです!べた褒めしたいですが、今回の出演者の中では一番課題が多いと感じました。歌もダンスも未熟なんですけど、逆に言うと伸びしろしかないな!と。他の出演者さん方と比べても舞台の経験が少ないですし…。でも観劇した3公演の中でも確実に成長していて、彼のハングリー精神と吸収力はすごいと感じています。甘いマスクに甘い声にスタイルの良さも持っていて、投げキスや薔薇にキスなどの仕草がすごく絵になるビジュアルなのは強みだと思うんですよね。役者としてもどんどん伸びていって欲しいと、改めて感じました。個人的に最高に可愛いと思ったのが「Under the sea」のダンスなんですけど、上手から泳いできて両手をひらひらさせる海藻ダンスを考えた方に、最大級の拍手を送りたいです!彼が笑顔で楽しそうに歌っている姿が、本当に好きだと実感しました。

中村太郎さん
ホントね、中村さんはスタイルが良いですよね!「Steppin' Out With My Baby」のジャケットにハットの衣装が最高にかっこよくて、惚れ惚れとしてしまいました。逆光になったときの彼のシルエットがすごく好きだったりします。「Steppin'~」はジャジーな曲調に中村さんの男性的な艶のある歌声が、とても合っていて!ステッキ隊メンバーが出演者の中の小柄なメンバーだったので、中村さんの身長だけひとつ抜けていて、その対比がステージとして面白かったです。もう少し声量があって、声が響くといいな~なんて感じたりもしました。トークでは弄られ役って感じだったのですが、少し強面な感じの印象なのに、しゃべると本当に可愛らしくて、そのギャップが好きだなって思いました。

Hayatoさん
ミュージカルの楽曲を歌うのが初めてって本当ですか!?…という歌唱力でした。歌声の説得力と表現力がすごかったです。そして本当に綺麗に伸びて響くハイトーンボイスが、印象的でした。調べたら女性のキーの曲をそのままのキーで歌っていらっしゃったみたいで、すごいハイトーン!音域の広さが半端ないかつ、繊細な表現が歌声に乗っているように感じました。歌声が魅力的だったので、Hayatoさんが所属しているグループ「WEBER」の曲もチェックしてみようと思います~。

三浦宏規さん
お噂はかねがね伺っておりました、という方だったのですが、生で観たらすごかったです!身体表現という部分では、今回のキャストの中で一番の技量を持っているように感じました。姿勢と動きの美しさ、体の軽やかさが本当にすごくて、一人だけ違う重力圏の人間みたいでした…。足下がスニーカーだった気がしたんですけど、すごいよほんと。ソロ曲の「僕こそ音楽」が本当に良くて、胸に響きました。「All I Need is the Girl」も良かったなぁ。すごく良い物を魅せていただきました。本来タップダンスだと思われる部分の振り付けがバレエのステップを生かしたものになっていたのですが、それがすごく美しくて、よかったです!

・日替わり要素

セットリストはおそらく全日共通だったのではないかと思います。初日が中村さんが体調不良でご出演がなかったので、そちらの把握はできていませんが…。あと千秋楽ではアンコールがあったみたいですね!

ディズニーメドレーの「生まれて初めて」は、全員で薔薇を引いて、赤い薔薇の人が歌い出しを担当する、という形式でした。私が観劇した3公演は、次のようだったように思いますが、11/1の記憶は曖昧です…。

11/1マチネ:新井さん?
11/1ソワレ:三浦さん?
11/2マチネ:立石さん

ガーシュインメドレー後のトークコーナーは、用意されたボックスからお題を引いてトークする形式だったので、毎回話題が違いました。この辺りあまり覚えていないんですよね…。ただ毎回、新井さんがトークで出してくるキャラが違って、しかも体を張ったボケをかましていて、すごく好感度が上がりました!以下、覚え書き程度のトークメモです。

11/1マチネ
ミュージカル「ヌー」の話ってこの回でしたっけ?「自分でミュージカルを作るならどんな演目にしたい?」という感じのお題で、熱くヌー(サバンナに生息するウシ科の動物)を語り出す内海さんが、本当に面白かったです!三浦さんの回答が「Hayatoを主人公にして、トランスジェンダーに悩む人間を描いて、最後はありのままの自分を認める話」というもので、この演目は本気で観たいやつ!…となりました。「ミュージカルが大好きな海人はどうなの?」と振られた新井さんは、悩んで「将来自分がすごい人生を送ったらその半生を表現したい」みたいな回答だったかな?トークで弄られてましたけど、すごく真面目で誠実なお人柄が言葉に滲んでいる印象でした。

11/1ソワレ
立石さんが引いたお題が「紅茶派?コーヒー派?緑茶派?」ともう一つ長い質問だったんですけど、忘れてしまった…。で、長いので好きな飲み物だけ答えよう!挙手制で!という感じでした。立石さんは楽屋でコーヒーを飲むか三浦さんのほっぺたをずっと触っている、という流れから誰かが「としくんはコーヒーを鬼のように飲んでるよね!」発言がありました。で、その発言にツボって立石さんを見つめちゃう中村さんと、そんな中村さんにちょっかいを出す立石さんが、可愛かったです!三浦さんか内海さんだったかな?「そこ!イチャイチャすんなよ!」みたいに突っ込まれてたのが、また面白くて。本当に仲が良いんですね~。ほっこりしました。

11/2マチネ
「メンバーを一言で表現するなら」という問いに、「不思議(中村)」「美(三浦)」「プリンス(新井)」とコメントをもらった立石さん。新井さんのコメントに「えー面白くない」と呟いていて、少しご不満な様子でした。その次のお題が「至福の時間はどんなとき?」という内容で、立石さんの回答が「オフの日にコーヒーを飲みながら、ジャンプを読むこと」。三浦さんだったかな?「ジャンプってところが可愛いよね。ファッション雑誌とか読んでそうなのに」みたいなことをおっしゃってました。どんな流れか忘れたんですが、「ねえ、なんで俺はプリンスなの?」と立石さんが新井さんに絡んでいて、困る新井さんに「俺、やんちゃに絡んでるよね?なんで?」と追い打ちをかけてて(笑)。中村さんが「こんな外見だけど、としくんけっこう男らしいよね」ということを言っていて、「だよね!」と心の中で全力で同意したファンでした。

その他日替わりトークネタなど
中村太郎withステッキ隊ソロコンサートの会場規模がどんどん大きくなってるのが、個人的に本当にツボりまして!11/1マチネは「この曲だけ引っ提げてソロコンサートしたいです!」から、11/1ソワレ「この一曲で横浜アリーナでソロコンサートします!」、11/2マチネ「昨日は大きく出すぎたなって思いました。さいたまスーパーアリーナでコンサートします!」という。中村くんはトークパートのネタを考えるのにわりと必死で、緊張もしているみたいで、そこがすごく可愛らしいな~なんて思いました。

トークコーナーの最後は、中村さんが恋ブロボックスを袖まで運んでいる間に、小波津さんを中心にトークを繋いで、立石さんの「質問なんだけど、子どもの頃に楽しかったことってなに?」という問いかけで次の曲に繋がる、という構成でした。そこの振りで11/1マチネだったかな?「ここにいる7人に質問なんだけど…」で自分も頭数に入れてしまって突っ込まれて弄られている立石さんが、可愛かったです。11/2マチネは「楽しかったこと」に中村さんが元気よく「ムシキング!」と答えていて、それがツボったのか立石さんがめちゃくちゃ笑っていて、歌い出しが少し心配になりました(ちゃんと歌えてましたよ!)。

ディズニーメドレーの前に少しトークがあったんですが、Hayatoさんの「ディズニーランドに行きたい!」に「お出口はあちらになります~」や「今から行けばアフターシックスに間に合うよ!」等々、回によってボケが違ったのも楽しかったです。個人的に11/1マチネの「ここを更地にしてディズニー建てよう!」って流れがツボだったんですが、初日でこのネタが大受けで、「このネタ俺が考えたのに~」と悔しがっている中村さんでした。

※11/10 追記
11/2マチネのディズニーメドレーに入る前に、ミッキーの話題が出て新井さんの衣装がそのままじゃん!となった流れが可愛かったです~。新井さんが胸張ってそれっぽく立っているのがすごくツボりました!

最後のコメントについて
「大切にしたいもの」の立石さんのコメントが、11/1はマチソワともに「この仕事を選んだときの気持ちを忘れたくない」というような内容のコメントだったのですが、11/2マチネは「この瞬間と出会いに感謝」みたいな内容のコメントでした。その日その日で考えていたのかな?すごく大切に言葉を紡いでいるように感じて、改めて彼の人柄やステージに立つ姿勢が好きだなって感じました。

・選曲について

ミュージカル知識はあまりないので、後から調べた話や、率直に曲を聴いての感想のようなものです。

三浦さんと内海さんの選曲は、すごく期待値を感じる物でした。彼らを成長させたいという気持ちが伝わってくるといいますか。そんな印象でした。新井さんの選曲は、彼の表現力を存分に見せつける、という印象。小波津さん、中村さん、立石さんは、それぞれの持っている雰囲気を生かすような選曲だったのかな、と感じました。

※11/10 追記
立石さんの選曲が、外見のイメージからストレートに連想する、直球の「王子様」という感じでした。確かに外見はそうなんですが、個人的にビジュアルよりもずっとやんちゃでコミカルな印象のあるお人柄を感じているので、そういった方向の表現も見てみたいな~なんて思うのでした。

・3公演観劇して感じたこと

初日の10/31の公演では中村さんが体調不良のために出演見合わせとなったため、7人での公演の初日は11/1マチネでした。正直開演するまで本当に中村さんのことが心配で、楽しみな気持ちもありつつ不安もありつつ…という心境だったので、マチネが開幕して中村さんのお姿を見たときはすごく安心しました。

11/1マチネは全体的に、キャストの皆さまが緊張していたのか、パフォーマンスが固かったように感じました。特に緊張しているように感じたのが、中村さんと立石さん。新井さんのパフォーマンスは3公演通して、一番安定していたように感じました。

11/1ソワレは、緊張が取れてきていて、全員が伸びやかに楽しそうにパフォーマンスしていて、この公演で本当に安心できたように思います。マチネに比べて、中村さんも立石さんも声の伸び方、響き方が全然違って!格段に良くなっていました。

11/2マチネは、皆さま前日の疲れや安心感もあったのかな?トーク部分が少し緩んでいた印象です。噛み噛みなのも可愛いとか思っちゃうんですけどね!でもいい感じに力が抜けてきていたのか、3公演観た中では歌もダンスも一番のクオリティだったように感じました。立石さんがだいぶリラックスしてきていたのか「としくんワールド」がかなり出ていて、小波津さんのお父さまとフランクシナトラの話を先にネタばらししてしまったり、CMでこんな曲使われていますよね~という場面で歌い出したり。

あと「A Whole new world」で立石さんが花を三本持って登場して、小波津さんと中村さんに渡して歌に入るんですが、新井さんがジャスミンなんですよね。11/2マチネは、新井さんがジャスミンってことがなぜかツボに入ったらしく、笑い声をしっかりマイクが拾っていて、中村さんに「なんでとしくん笑ったの!?」と捌けながら突っ込まれていました。

・その他の覚え書き

バックダンサー活躍組が、新井さんと三浦さんという印象だったのですが、ここは経験値的なものが大きいのかなと感じました。ダンスには詳しくないのであまり語れないのですが、お二人の表現力が抜けて上手かったんですよね。

幼い頃からミュージカルに出演している新井さんは、考えてみれば自分のフィールドでのパフォーマンスなので数段上なのは納得なんですが、やっぱりすごいと感じました。男性として小柄な方だと思うんですが、存在感は一番大きかったように思います。

椅子がすごくいい仕事してました。長い足が椅子の上をぐるんと通るの最高にカッコいいですね!?「Cinema Italiano」のダンスが最高にかっこよかったので、このメンバーでのこのダンスがもう観ることができないのが本当に惜しい気持ちで…。また観る機会があることを夢見てしまいます。

・総括

全員が観ることのできた3公演の中でも着実に進化していたので、たったの7公演でしたけど、千秋楽は更に楽しくてすごかったんじゃないかと思っています。全員がこれからの活躍に期待しかなくて、未来を想像すると胸が高鳴る、そんな公演でした。

映像収録も音源収録もない公演で、おそらくプレスも入っていないのかな?何かしらの記録に残ることが多い公演ばかりを観てきたので、こういった形の公演は個人的に初めてでした。記憶に留めておくしかできない公演だからこそできること、できる楽しさもあるのだと感じた次第です。

私の環境として、ふらっと観劇に行くことはできないのですが、ミュージカルの楽しさがこれでもか!というくらいに伝わってくる公演だったので、観劇の選択肢のなかにミュージカルを加えていこうと思っています。

ミュージカルを知っていたらもっと楽しかったのかもしれないのですが、ミュージカルをよく知らなくても恋ブロは最高に楽しい演目でした!このタイミングでこうしてミュージカルに触れることができたのも、何かのご縁なのだろうなぁ。今は感謝しかありません。

とても素敵な公演をありがとうございました!!!!!!!